【ハナヘナ】ハナヘナでうまく染まらなかった例
新潟県長岡市の髪と地肌にやさしい
大人のマンツーマンヘアサロン
ＲＩＶＥＲＳ（リバース）です。
【ハナヘナ】ハナヘナでうまく染まらなかった例
もくじ
今回は「ハナヘナ」です。
天然植物100％の草木染めの白髪染め、
ハナヘナ染め。
髪質によっては1回では
染まらないこともあります。
最近だと髪の毛が細い方が
染まりにくいことが多いですね。
特にインディゴ（藍）が染まりにくいので
ナチュラル（オレンジ）と混ぜた
ハーバルブラウン配合などでうまく発色しません。
ハナヘナでうまく染まらなかった例
こちらは、
はじめてのハナヘナ染め3回コースの1回目で
ハーバルブラウン配合で染めた奥さま。
（ナチュラル：インディオ＝2：3）
しっかり染まったか判断するのには
染めた直後に白髪の部分がきれいに緑色に
発色しているかどうかです。
こちらの奥さまの場合は残念ながら
白髪がうっすらと黄緑色になった程度です。
うまく染まらない原因
うまく染まらない原因はいくつか考えられます。
- 外的要因：被膜コーティング
- 内的要因：髪質による問題
外的要因：被膜コーティング
シャンプーやトリートメントで被膜コーティングされている髪には
ハナヘナ染めは染まりにくくなります。
特にインディゴは染まりにくくなります。
今回の奥さまの例では染める前にプレシャンプーを
してから染めてみましたがこの程度の染まりです。
ハナヘナ染めは化学薬品を一切使わない
草木染めといってもいいくらいなので
染める素材（髪質）の状態がとても重要になります。
例えばプラスチック、ラミネート加工した素材の布に
うまく藍染め（草木染め）が染まるでしょうか？
被膜コーティングがしてあると水分が弾かれて
染まらないと思います。
それよりも綿や絹などの水分が浸透しやすい
素の素材の布が染まりやすいと思います。
同様にハナヘナ染めでも
髪の毛も被膜されていない素の状態、
素髪（すかみ）状態にしておく方が染まりやすいです。
そのためにはノンシリコンシャンプー・
ノンシリコントリートメントへの切り替えが
必要になります。
事前に
ノンシリコンシャンプー・ノンシリコントリートメントを
お使いでない場合は
ホームケア付きの3回コースをおすすめします。
まず髪を染まりやすい状態、素髪状態にしておかないと
何が原因で染まりにくいのかわかりにくいので
何度かお客さまの髪質に合った色、配合を
試行錯誤していく必要があります。
そのためにも
「はじめてのハナヘナ染め3回コース」を
設けています。
外的要因：髪質の問題
ホームケアからノンシリコンシャンプー・
ノンシリコントリートメントに切り替えて
被膜のない素髪状態にしても染まりにくいことがあります。
それは髪質の問題です。
染まる髪質の人は問題なく染まるんですが
染まりにくい髪質の人もいるんですね。
インディゴが染まりやすい髪質
例えばこちらはインディゴが染まりやすい髪質の方です。
このようにしっかりと白髪が緑色に染まって
時間が経つとブラウン～ダークブラウンに変色
していきます。
でも髪質の問題でインディゴが染まりにくいと
どうしても1回染めでは薄染まりになってしまいます。
1回染めの薄染まりでは物足りない、という場合には
2回染めを行なう必要がありますし
（その分、時間と料金がかかります）
なんとか1回染めで、
もう少し染まりをよくしていくには
色味は変わってしまいますが配合を変えていくしかありません。
実は私もインディゴが染まりにくくて
インディゴ多めだと薄染まり程度で、
染めた後は頭皮が少しかゆくなってしまう髪質、体質なので
ナチュラルとインディゴの比率を1：1にして染めています。
1ヶ月後の様子
さきほどのハーバルブラウン配合が染まりにくかった
奥さまの1ヶ月後の様子がこちらです。
確かに薄染まりではありましたが
きちんとブラウンぽく染まっていました。
そう、染めた直後はほとんど染まっていない、
または薄い黄緑色のような染まり具合でも
1～2日で発色するとブラウンぽく変色するんですね。
このくらいの薄染まりでも白髪は目立ちにくくなりますから
慣れてくればこのくらいでもいいわ、
白髪を活かした染めた方でもいいとなるかもしれませんし
やっぱり1回染めで、
もう少し濃く染めたいとなれば
配合を変えていきます。
2回目の様子
奥さまの2回目では配合を少し変えて
ナチュラル：インディゴ＝3：2に逆転させました。
やはりインディゴが染まりにくいので
ナチュラルを多めにする必要があります。
施術後の様子です。
なんとか1回染めでもある程度染まった感じですね。
これ以上にしっかりと染めたいとなってくると
よりオレンジ色が強くなってきますが
ナチュラルの配合を増やすか
このままの状態でより染まりを濃くするには
2回染めをする必要があります。
ナチュラル（オレンジ）が染まりにくい人もいる
まれにナチュラル（オレンジ）が染まりにくい方もいます。
これも髪質の問題です。
髪が細かったり髪の中身のタンパク質、
コルテックス（毛皮質）の部分が少ない方は
ナチュラルの色素のローソンがくっつく場所が
ないためか染まりにくいことがあります。
まとめ
今回は「ハナヘナ」。
天然植物100％の草木染めの白髪染め、
ハナヘナ染め。
髪質によっては1回では染まらないこともあります。
最近だと髪の毛が細い方が染まりにくいことが多いですね。
特にインディゴ（藍）が染まりにくいので
ナチュラル（オレンジ）と混ぜている
ハーバルブラウン配合などでうまく発色しません。
ハナヘナ染めが染まらない原因には
- 外的要因：被膜コーティング
- 内的要因：髪質による問題
が考えられます。
その場合はホームケアのシャンプー・トリートメントを
変更したり、2度染めにしたり配合を変えることも必要です。
1回ではお客さまの髪質あった染め方や配合が
わからないこともありますので
これからハナヘナ染めをしたい方、
はじめてヘナ染め、ハナヘナ染めをする方は
「はじめてのハナヘナ染め3回コース」をご利用ください。
RIVERS（リバース）
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