【髪】P&Gのヘアケアスプレーに発がん性物質混入の恐れでリコール
新潟県長岡市の髪と地肌にやさしい
大人のマンツーマンヘアサロン
RIVERS(リバース)です。
【髪】P&Gのヘアケアスプレーに発がん性物質混入の恐れでリコール
もくじ

今回は「髪にまつわるお話」です。
アメリカの日用品販売大手のプロクター・アンド・ギャンブル
(P&G)が
ドライシャンプーやドライコンディショナーなどの
ヘアケアスプレー30種類以上のリコールを発表しました。
発がん性物質のベンゼンが含まれている可能性がある
と警告しています。
引用:CNN
プロクター・アンド・ギャンブルとは
プロクター・アンド・ギャンブルと聞くと
聞きなれない会社名だと思いますが
P&G(ピーアンドジー)と聞くと
皆さんも聞いたことがあるメーカーかと思います。
さらにはパンテーンやハーバル・エッセンスなどと聞くと
さらによく知った化粧品メーカーであることがわかりますが
調べてみると実は世界最大の一般消費財メーカーなんですね。
(Wikiより)
そのほかにも紙おむつのパンパース、
化粧品のマックスファクターなど
様々な事業を手がけている世界規模の大企業です。
今回はそのP&Gさんが手がけるヘアケアスプレーに
発がん性物質が混入した可能性があるということで
リコール、自主回収になりました。
発がん性物質のベンゼンとは
続いて
発がん性物質のベンゼンとは
どんな物質なのでしょうか?
調べてみるとベンゼンは最も単純な芳香族炭化水素で
原油に含まれていて石油化学における基礎的化合物の
ひとつである。ということです。
(Wikiより)
ざっくりと説明すると
ベンゼンは原油、油でできていて
その液体や気体を継続的に吸入、経口、皮膚を通して
曝(さら)されることによって
白血病や骨髄の血液がんなどのがんにかかったり
血液障害を起こす可能性がある物質です。
今回のヘアケアスプレーにおいても
ごく少量のベンゼンが検出されただけで
健康被害が発生する恐れはないと判断されていますが
念のためにリコール、自主回収するというものです。
日本で販売されているものは1種類のみ

P&Gジャパンのウェブサイトを調べてみると
今回のリコールの対象になったヘアケアスプレーは
1種類のみで
パンテーンのミラクルズ ボリューム ドライシャンプー
のみとなります。
引用:P&Gジャパン
製造番号(製品缶底に記載):
9322144504 / 9323144504 / 0043144504 / 0148144504 /0149144504
※製品外箱には異なる番号が記載されていますのでご注意ください。
引用:P&Gジャパン
もし該当商品を使っていて気になるようでしたら
P&Gジャパンの専用Webフォームから受付をしています。
まとめ
今回は「髪にまつわるお話」。
アメリカの日用品販売大手の
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が
ドライシャンプーやドライコンディショナーなどの
ヘアケアスプレー30種類以上のリコールを発表しました。
発がん性物質のベンゼンが含まれている可能性がある
と警告しています。
ベンゼンは継続的に吸入、経口、皮膚を通して
曝(さら)されることによって
白血病や骨髄の血液がんなどのがんにかかったり
血液障害を起こす可能性がある物質です。
日本で対象になったのは
パンテーンのミラクルズ ボリューム ドライシャンプー
の1種類のみです。
日常に接しても問題ない程度の微量のベンゼンなので
健康被害が発生する恐れはないということですが
慎重を期すために自主回収をするということです。
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編集後記:
ちょっと前にもマンダムがヘアケアスプレーで
アレルギー症状が出たとして108万本も自主回収という
ニュースをご紹介しましたが
引用:リバースブログ
海外セレブが長時間の飛行機での移動で
お風呂に入れないということでこういった
ヘアケアスプレー、ドライシャンプーなんかを使うようになって
人気で日本でも販売されるようになったんですね。
(マーケティングの一環なんでしょうが)
湯シャン歴5年目になった私からすると
こういったヘアケアスプレーやドライシャンプーの
使用には反対です。
現代人は頭皮の臭いだとか汗の臭いが気になるとか言って
臭い臭い言い過ぎです。
テレビやマスコミ、美容メーカーの戦略に乗り過ぎです。(苦笑)
なぜ臭くなるのかといえば洗い過ぎ、キレイにし過ぎるからです。
皮脂も汗も常在菌もきれいさっぱりと洗浄、消毒してしまっては
かえって臭いの原因菌が繁殖しやすくなります。
また、
エタノールや様々な化学薬品が頭皮に付着することに
違和感を覚えないんでしょうか。
それこそ日常的に、継続的に化学薬品をスプレー、
エアロゾルで吸引、経口、経皮から持続的に
曝されることへの身体への影響も問題だと思います。
今回のベンゼンでなくても様々な化学薬品を
吸い込んでいるということをお忘れなく。
皮脂を取り過ぎるというのも考え物ですね。
たしかにスッキリして臭いも取れていいんでしょう。
しかしながら皮脂を取り過ぎるからかえって
皮脂分泌過多になります。
乾燥した皮膚や頭皮は細菌やウイルスからの侵入を
防ぐことができません。
皮脂と汗、常在菌があって皮脂膜、お肌のバリアゾーンが
作られて乾燥や紫外線、細菌やウイルスなどの
あらゆる外的要因から守ってくれているのをお忘れなく。