【髪】髪を傷めない耐熱トリートメントとは?
新潟県長岡市の髪と地肌にやさしい
大人のマンツーマンヘアサロン
RIVERS(リバース)です。
【髪】髪を傷めない耐熱トリートメントとは?
もくじ
今回は「髪にまつわるお話」です。
髪を傷めない耐熱トリートメントを体験してきた
っていう記事があったんですね。
引用:ヤフージャパンニュース
髪を傷めない!?
ほんとうにそんなものがあるのかと思って気になりました。
髪を傷めない耐熱トリートメントとは?
最近流行りの酸熱トリートメントなら知っていますが
耐熱トリートメントなんて聞いたことがありませんでした。
詳しく読んでいくと・・・
耐熱トリートメント・・・
酸性で縮毛矯正と工程が似ている・・・って
ほとんど酸熱トリートメントと同じじゃね?っと思いました。
酸熱トリートメントと同じ工程
- シャンプー
- トリートメント剤
- 加温
- 流し
- ドライ後にヘアアイロン
っと工程もほぼ酸熱トリートメントと一緒ですね。
おそらく薬剤かなにかが違うかもしれませんが
お店によってネーミングを変えているだけのところもあります。
工程は縮毛矯正と似ている
薬剤が酸性というだけで工程はほぼ縮毛矯正ストレートと一緒です。
2剤(酸化剤)がいらないくらいかな?
「仕上がりはストレートパーマをした感覚に近いです。」
そうなんです。
弱い縮毛矯正ストレートのような感じなんですね。
実際には薬剤、ストレートアイロンによる熱を使うので
髪を傷まないって理由にはならないと思います。
酸性だから傷まないは間違い
あと薬剤が酸性だから傷まないなどというメーカーさんや美容師さんが
いますがそれはちょっと違うと思います。
酸性で髪が傷まない。本当にそうでしょうか?
髪の等電点、理想的なpH値は4.5~5.5の弱酸性といわれています。
酸性の薬剤、酸性のトリートメントとなってくると
酸性でpH値が3~4と強い酸性になってきます。
その強い酸性で髪表面のキューティクルを収斂(しゅうれん)、
引き締める効果があるんですが
強い酸性薬剤を使い過ぎると髪の毛が過収斂を起こします。
また高温のストレートアイロンのかけ過ぎで
髪の毛がタンパク変成を起こして傷みます。
はじめは引き締めや薬剤の被膜・コーティング効果で
ストレートパーマをかけたようなサラサラツヤツヤになります。
その状態が次第に取れてくると元の傷んだ部分が出てくることで
ゴワゴワしてツヤがなくなります。
これってふつうに髪が傷んでいるということです。
続けていくと髪が硬くなっていうことを聞かなくなってきますから
それは普通の状態ではないわけです。
あくまで一時的にサラサラツヤツヤになっているだけで
傷んでないわけではないんです。
以前に当店でも美容師さんから何回やっても傷まない
毎月○○トリートメントをしていてものすごく髪が傷んでしまった方が
ご来店したこともありました。↓
毎月ヘアカラー、白髪染めを毛先までして
さらに酸熱トリートメント・・・。
髪はすでにボロボロのスーパーダメージ状態です。
それなのに縮毛矯正ストレートをかけて
髪が壊れていわゆるビビリ毛状態になってしまったわけです。
美容師さんが何回やっても傷まないっていうから・・・。
いい加減な美容師さん。嘘をつくのはやめてください。
- 髪は減点法
- 髪は傷んだら治らない
が原理原則なんですね。
だから酸熱トリートメントをしたからといって
加点、髪がなおるわけではないんです。
サラサラツヤツヤになるのは
一時的にキューティクルが閉じて揃ったからでしょ?
一時的にクセを伸ばしたからですよね?
なぜそれが永遠に続くと思うんです?
時間という概念がないんですか?
ほんとうにこの美容業界がいい加減なところがありますから
しっかりしてもらいたいところです。
髪が傷まないなんていって実際には傷むんですから
景品表示法違反にはならないんですかね?
非常に不思議です。
トリートメントっていう名前に注意!
〇〇トリートメントっていうネーミングがいけないんですよね。
お客さんからしたらトリートメント=補修とか
髪がよくなるっていうイメージがありますよね。
たしかに一時的には髪内部を補修したり架橋したりして
状態をよくしているんですが髪が治っているわけではないんです。
髪の毛って角化した細胞、いわゆる死滅した細胞だから
伸びてくるもんだと思うんです。
傷んでも切れても根元から新しい髪が伸びてくるのには
理由があるんです。
それを治そう、治したいっていう考えは理解できますが
実際には治らないのに治る、
実際には傷むのに傷まないっていうのは違うと思います。
結局のところ髪が傷んだらなおらないわけですから
髪が1番傷む毛先を定期的に切る、カットすることが
きれいな美髪でいるためのお手入れ方法なのかもしれませんね。
まとめ
今回は「髪にまつわるお話」です。
髪を傷めない耐熱トリートメントを体験してきた
っていう記事がありました。
詳しく読んでいくと
- 酸性で縮毛矯正と工程がほぼ同じ
- 仕上がりがストレートパーマをした感覚に近い
- 髪質によっては色が抜ける
- 手触りがサラサラになる
などなど、それって
ほとんど酸熱トリートメントと同じじゃね?っと思った次第です。
お店によっては少し薬剤が違ったり
ネーミングを変えているだけのところもありますが
何回やっても髪が傷まないとか、
髪が治るというキーワードが出てきたら嘘つきです。(笑)
酸性の薬剤でも傷みます。過収斂を起こして髪が硬くなります。
何度も高温でストレートアイロンをかけているとタンパク変性を
起こしてまとまらなくなります。
- 髪は減点法
- 髪は傷んだら治らない
が原理原則ですのでお忘れなく。
【髪】○○トリートメント、実はほとんどストレートパーマだった件RIVERS(リバース)
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編集後記:
うちは髪をなるべく傷めないというのがコンセプトなので
髪を傷めないなんて聞くとものすごく反応してしまいますね。
けっきょくよく読んでみるとなんだ、嘘じゃんとなります。
だって本当に髪を傷めない、髪が治るなんてなったら
その後にカラーとかパーマ、ストレートしなければ
永遠にサラサラのままなんですよ?
そんなことあり得ますかね?
ある意味、髪が傷むからストレートになるのであって
髪を傷めなければストレートにならないんです。
その矛盾をどうやって解決するんですかね?
髪内部の流出した間充物質や欠損したキューティクルが
疑似たんぱく質を入れただけでは元に戻ることなんてありません。
あくまで補充して表面をコーティングしているだけです。
その点はスキーやスノーボードのワックスと似ています。
ワックスが効いているとよく滑ります。
スノーボードの板の隙間に一時的にワックスが入り込んで
よく滑るようになりますが次第にワックスが取れてくると
滑りが悪くなります。
トリートメントもこんな感じじゃないでしょうか?
だから永遠に滑り続ける板やワックスがないんだから
髪の毛が治る、傷まない=永遠にサラサラのトリートメントなんてないんです。
話の例え、合ってますかね?わかります?(笑)