【カラー】オーガニックカラーとハナヘナの違い
新潟県長岡市の髪と地肌にやさしい
大人のマンツーマンヘアサロン
RIVERS(リバース)です。
【カラー】オーガニックカラーとハナヘナの違い
もくじ
今回は「カラー」について。
オーガニックカラーとハナヘナの違いについてです。
他店でオーガニックカラーと称するヘアカラーを
して髪が傷んだとか頭皮がしみたなどのお声を
聞くことがありますが
そもそもオーガニックカラーとハナヘナは全然違うものです。
オーガニックカラーとは
オーガニックカラーとはオーガニック+ヘアカラーの造語です。
オーガニック・・・有機農法、
無農薬、無化学肥料で育てた農作物のことをいいます。
有機農法で育てた農作物の成分が入っているヘアカラー
(酸化染毛剤)のことなんですね。
オーガニックなアルカリヘアカラー?
大切なことはヘアカラーの部分は従来の酸化染毛剤、
アルカリカラーであるということです。
オーガニック成分にアルカリ剤に化学染料、過酸化水素水を
使用しているヘアカラーなんです。
ええ~っと髪が傷む原因や頭皮がしみたり、
頭皮がかゆくなったりする原因はなんでしたっけ?
アルカリ剤や化学染料(ジアミン染料等)に過酸化水素水が
髪を傷めたり、頭皮がしみたり、頭皮がかゆくなったりする原因でしたね。
従来のヘアカラーよりもアルカリ剤の配合が少ないといっただけで
一般的なヘアカラーの構造と何ら変わりがないのがオーガニックヘアカラーです。
植物染料で染めているわけではない
オーガニックカラーだからといって植物染料を使っていたり
髪のダメージがやさしいわけでもアレルギーにならないわけではありません。
ほかのヘアカラーと同様に髪を明るくする力があるとすれば
同等のブリーチ力(脱色力)があるということになるので
ヘアダメージも同等と考えなければいけません。
髪がサラサラになるのはシリコンのおかげ
オーガニックカラーは髪が傷まないので
ヘアカラー後も髪がサラサラになりますなどと謳われていますが
それはカラー剤の中に被膜剤であるシリコンが
配合されているので一時的にサラサラになるんですね。
決して髪を傷めていないから髪がサラサラになるのでは
ありません。
アルカリ剤や過酸化水素で髪をブリーチするということは
確実に髪を傷めていることになりますので傷めた後に被膜をして
一時的にサラサラにしているに過ぎません。
ハナヘナとは
ハナヘナ、ハナヘナ染めとは
天然植物100%のヘナやインディゴを
使った草木染めの白髪染めのことです。
ハナヘナはオーガニック認証を受けているわけではありません。
ヘナやインディゴはインドで生産されていて
そのヘナ畑やインディゴ畑は広大過ぎて
逆に農薬や肥料で手入れなんてできないんですね。
ですからかえって自然栽培、自然農法といっても
いいかもしれません。
ハナヘナはケミカルフリー
ハナヘナは植物100%の粉末を水(お湯)で溶いて
染めるだけです。
ですからオーガニックカラーのように
アルカリ剤や化学染料、過酸化水素水、
さらにはシリコンも不使用のケミカルフリー(化学薬剤不使用)です。
アルカリ剤も化学染料も過酸化水素水も入っていないので
髪を傷める成分とか頭皮をしみる成分が入っていないということで
髪や頭皮を傷めない、髪や頭皮にやさしいヘアカラー(白髪染め)といえます。
そのかわりに逆にシリコン入りのものを使って髪を被膜していると
染まりが悪くなったり染まらないことがありますし、
髪を傷めないかわりに黒髪を明るくすることはできません。
天然植物100%だからすべて方に安心・安全というわけではない
注意していただきたいのが天然植物100%だからといって
すべての方に安心・安全というわけではありません。
植物染料であるヘナやインディゴでも頭皮がしみる、
かゆくなる、お肌に合わないといったことがあるからです。
現に私もインディゴ多めで染めると
頭皮がかゆくなることがあります。
そもそも頭皮やお肌が弱い方は事前にパッチテストをして
安全を確認してから染める必要があります。
オーガニックカラーとハナヘナの違い表
オーガニックカラー | ハナヘナ | |
アルカリ剤 | 〇 | × |
過酸化水素水 | 〇 | × |
化学染料 | 〇 | × |
シリコン(被膜剤) | 〇 | × |
オーガニックカラーとハナヘナの違いを表にすると
違いがよくわかりますね。
オーガニックカラーはオーガニックなどといっている割には
アルカリ剤、過酸化水素水、化学染料、シリコン(被膜剤)と
全部入っています。
オーガニック成分93%などと謳っていますが
化学薬剤のオンパレードなんですね。
オーガニック野菜に化学薬剤たっぷりのドレッシングをかけて
私はオーガニック野菜を食べているから健康的な生活をしていると
勘違いしている意識高い系のようなものです。(苦笑)
一方、
ハナヘナに関してはそのすべてが入っていません。
ケミカルフリー、天然植物100%です。
オーガニックでもなく天然に自然に育った野菜を
何もつけずにそのまま食べている意識高い系のようなものです。(笑)
オーガニックカラーが悪いわけではない
オーガニックカラーがケミカルだらけだからといって
従来のアルカリカラーとほとんど変わらないからといって
オーガニックカラーが悪いというわけではありません。
ヘアカラーには様々な種類があって
その種類やお客さまの要望によって使い分けるからです。
何を隠そうリバースでもオーガニックカラーも使っています。(笑)
オーガニックといったってふつうのアルカリカラーと
その構造は変わらないんだからふつうのヘアカラーとして
使っているだけです。
オーガニックだから髪が傷まないわけでもないし
オーガニックだから頭皮にやさしいわけでもありません。
そこは間違えないようにしてほしいところです。
まとめ
今回はオーガニックカラーとハナヘナの違いについて
ご紹介しました。
オーガニックカラーには
髪を傷めたり頭皮がしみたり頭皮がかゆくなる原因の
アルカリ剤や過酸化水素水、化学染料、シリコン(被膜剤)を
使用しているのに対して
ハナヘナは天然植物100%、ケミカルフリー(化学薬剤不使用)です。
(※ヘナやインディゴがお肌に合わないこともあります)
なんとなく雰囲気が似ているようなヘアカラーではありますが
その違いは歴然でまったく違います。
ヘアカラーはお客さまの要望によって使い分けていますので
そのメリット・デメリット、一長一短がありますが
オーガニックカラーだから髪や地肌にやさしいのではなくて
ケミカルフリーだから髪や地肌にやさしいのです。
お客さまには間違えないでいただきたい認識です。
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おまけ:
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編集後記:
お客さまからオーガニックカラーで染めてたけど
髪が傷んだ、頭皮がかゆくなったなどのお声を
頂いたのでハナヘナとの違いを説明してみました。
オーガニックと聞くとイメージでなんとなく
髪にもやさしいのかな?頭皮にもやさしそうと
思うかもしれませんが全然そうでもないんですね。
たしかに従来のヘアカラーに比べればアルカリ剤の量が
減っていたり過酸化水素水の種類を変えて
頭皮がしみにくかったりはしているようです。
でも同じ明るさにしたならばヘアダメージも同じじゃないと
都合がつかないんですね。
(同じ量のメラニン色素を削らないと同じ明るさにならないため)
また、
ハナヘナ染めとはまったくヘアカラーの構造が
違うということを知っていただきたかったんです。
オーガニックサラダに化学薬品たっぷりのドレッシングをかけて
食べたいか、自然に育った野菜を何もつけずにそのまま食べたいかの違いです?
ちょっと違うかぁ~!?(笑)
PS.
話は変わりますが自然栽培の家庭菜園を実験している私からすれば
オーガニック野菜でさえも本来の野菜の姿ではないと考えています。
というのは有機栽培では化学肥料を与えないかわりに
有機肥料を与えている場合があります。
有機肥料、施肥をしているということは
自然からすれば余計なことになり、
本来の植物、自然・天然の野菜とは成分バランスが
変わってしまうのです。
すなわちオーガニック野菜だから体にいい、
健康にいいとはいえないんです。
引用:野人エッセイす