【ヘナ】白髪が染まらない!?そんな時に見直すポイントとは?
新潟県長岡市の髪と地肌にやさしい
大人のマンツーマンヘアサロン
RIVERS(リバース)です。
【ヘナ】白髪が染まらない!?そんな時に見直すポイントとは?
もくじ

今回は「ヘナ染め」について。
ヘナ染めをしたのに白髪が染まらない、
思ったより染まらなかった場合は
いくつか原因が考えられます。
ヘナ染めで白髪がうまく染まらない原因
ヘナ染めで白髪がうまく染まらない原因には
いくつか考えられます。
ヘナ染め(ナチュラル)単品は比較的染まりが
いいと思うんですが、
特に染まりづらいことが多いのが
ナチュラルとインディゴのミックス染めです。
1.染まりづらい髪の状態
ヘナとインディゴは植物成分100%の粉末です。
それをお湯で溶いて染めるだけなので
染める素材である髪の毛の状態が
染まりに関係します。
特にインディゴ入りのミックス染めでは
髪が被膜されていない素髪状態で染めないと
極端に染まりが悪くなります。
一般的なトリートメントに配合されている
ジメチコンなどの被膜剤(コーティング剤)を
使っていると髪が水分を弾きやすい状態にあり、
ヘナやインディゴが浸透しにくくなります。
その結果、思ったよりも染まらない、
または全然染まらない状態になります。
また、
髪質が太くて硬い方は一般的に染まりにくいので
特にインディゴのミックス染めは1回では染まりにくいです。
その場合には2回染めをおすすめします。
1回目はヘナ(オレンジ)、
2回目にヘナとインディゴのミックス染め、
またはインディゴ単品で染めることで
しっかりと白髪を染めることができます。
2.塗る量が少ない、根元についていない
ヘナの塗る量が少ない、または根元にしっかりと
ヘナとインディゴのペーストが乗っていないと
染まりづらいことがあります。
ヘナやインディゴのミックス染めを塗る時は
たっぷりと置くように乗せて、
白髪や髪が見えないようにたっぷりと塗るように
してみてください。
3.水分量が足りない
ヘナとインディゴのミックス染めを塗る時には
シャバシャバ状態でも垂れてきて塗りづらいですが、
水分が少なくてもボソボソして髪に付着しにくく、
時間を置くと乾いて乾燥してしまいます。
乾燥してしまうと浸透が止まってしまうので
ある程度マヨネーズくらいの固さが必要です。
時間が経つと硬くなってくるので
はじめは少しゆるめに溶いておく方法もあります。
4.放置時間が足りない
ヘナやインディゴは自然に髪に水分とともに
浸透して染まるまである程度時間がかかります。
一般的な白髪染めは30分程度ですが
ヘナ染め、ミックス染めは髪質にもよりますが
お店は最低でも40~50分。
しっかりと時間を置きたい場合は
1時間~2時間が目安です。
そのほかの原因
ヘナとインディゴミックス染めは
事前に溶いて置いたり、
保存することはできません。
基本は染める直前に混ぜて染めていきます。
また、熱いお湯で溶くと植物染料の反応が
止まってしまうことがあるので
40~50度程度、お湯と水を半々くらいで割って
溶き水を作ってください。
そもそもしっかり染めようと考えてはいけない(笑)
そもそも硬い白髪を植物染料だけで
染めようというのがむずかしいことなんです。(笑)
しっかり染まらないのは当たり前くらいに
考えましょう。
一般的には化学薬剤で髪を傷めることで
白髪を染めていきます。
髪を傷めないで白髪を染めたい、
頭皮にやさしく白髪を染めたい、
身体に安心・安全なもので白髪を染めたいから
ヘナ染めをしたいのではありませんか?
それなのに白髪だけはしっかり染めたい、
自分の思い通りに染めたい、
と自分の想いばかりが強くなっていませんか?
ヘナ染めはあくまで自然の力で染めるだけです。
その植物の性質にまかせるしかありません。
ある程度たっぷり塗ってしっかり時間を置くだけ。
それで染まらないのであれば
髪質や髪の状態に問題があるということです。
簡単に白髪を染めたいのであれば
従来の化学薬剤の白髪染めをおすすめします。
また、
薄染まりでも白髪は目立ちにくくなります。
毎月染めれば前回染めた部分も重ねて染まることで
より濃く染まります。
まずは3回は染めてほしいですね。
まとめ
今回は「ヘナ染め」について。
ヘナ染めをしたのに白髪が染まらない、
思ったより染まらなかった場合は
いくつか原因が考えられます。
1.染まりづらい髪の状態
2.塗る量が少ない、根元についていない
3.水分量が足りない
4.放置時間が足りない
などが考えられます。
染まりづらい髪質の方は
2回染め、または短期間に染めると
重ね塗りになってより濃く染まります。
また、
そもそも硬い白髪を植物染料だけで
染めようというのが本来とっても
むずかしいことなんです。(笑)
ヘナ染めはあくまで自然の力で染めるだけです。
その植物の性質にまかせるしかありません。
薄染まりでも白髪は目立ちにくくなります。
毎月染めれば前回染めた部分も重ねて染まることで
より濃く染まります。
まずは3回は染めてほしいですね。
慣れてくればこれくらいでもいっかぁと
なります。(笑)
自然に寄りそってやさしい気持ちで
ヘナ染めをしましょう。(笑)
RIVERS(リバース)
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おまけ:
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編集後記:
化学薬剤で染める一般的な白髪染めと違って
ヘナ染めは草木染めと似ています。
草木染めは布に染めますが
布の素材もある程度浸透がいい木綿や絹のような
素材で染めると思うんですよね。
それがツルツルしたビニール袋のような素材だったり、
布にセロテープを貼り付けていたらどうなるでしょうか?
その部分は染まりませんよね。
なので染まる髪質、素髪状態にしておかないと
いけません。
ですからシャンプーとトリートメントは
ノンシリコンをおすすめしているんですね。
【ヘナ】ヘナとインディゴのミックス染めが染まりにくい髪質の特徴
